米CIAが「中国専門部署」を創設、諜報戦はスパイ小説さながらだった (1/4ページ)

Asagei Biz

米CIAが「中国専門部署」を創設、諜報戦はスパイ小説さながらだった
米CIAが「中国専門部署」を創設、諜報戦はスパイ小説さながらだった

 何かにつけて熾烈な米中対立が繰り返される今、アメリカ中央情報局(CIA)は10月7日、対中国の諜報戦を念頭に置いて「中国ミッションセンター」と「トランスナショナル・テクノロジー」の2つのミッションセンターを新設することを明らかにした。今度はスパイ合戦でも米中が激しい火花を散らすことになりそうだ。

「トランスナショナルはその名に『テクノロジー』とあるように、AIや宇宙、半導体など、今後の世界中で先を急いで研究・開発される先端技術に関する分野の情報収集を行うのことになるので、自然とこの分野でも覇権を巡ってアメリカと競う中国に関する情報収集が中心となってくることから、中国ミッションセンターとその使命は重なることになるでしょう」(公安情報に詳しい週刊誌記者)

 今回の組織改編は、アメリカの政権交代に伴ったものでもある。というのも、トランプ政権時代に「コリア」と「イラン」の2つのミッションセンターが創設されたが、今回はこの2つのミッションセンターが廃止され、「アジア太平洋」と「中東地域」を担当する組織に統合される予定だからだ。

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