日向坂46金村美玖、豊かな才能とたゆまぬ努力で掴み取ったセンターポジション (3/3ページ)

日刊大衆

2ndシングルからは2列目のポジションに定着し、4thシングルでは齊藤京子加藤史帆と並びフロントメンバーに抜擢。2019年には『マイナビ presents 第28回 東京ガールズコレクション2019 SPRING/SUMMER』でランウェイデビューを果たすと、2020年10月からは『bis』(光文社)のレギュラーモデルに就任し、憧れだったモデルの夢を叶えた。

 3列目からスタートした金村は2021年リリースの6thシングル『ってか』において初のセンターに選ばれた。前作『君しか勝たん』ではエースの小坂とのシンメで圧倒的な存在感を発揮し、テレビ番組などのバラエティでもソロで活躍を見せていることを鑑みても、センター抜擢は自然な流れだろう。

 3列目からセンターへと順調に階段を駆け上ってきたそのストーリーはいかにも作られたかのようなシンデレラストーリーのようにも思えるが、その躍進の背景にあるのは金村が飽くなき向上心を持って努力を続けてきたということ。努力家としても知られる金村は、かねてからアイドルとしてもっと上を目指すために何をすべきなのかを口にしてきた。

 『日経エンタテインメント! 日向坂46 Special』(日経BPムック)のインタビューにおける「歌番組の収録が終わるたびに1人反省会をして、「もっといい見せ方ができたんじゃないか」と、表情や角度、メイクを研究しています。自分のことを研究しないと前に進めないと思うから」といった言葉などはまさに金村の上昇志向の強さを表している。

 日向坂46は朗らかなイメージがグループ全体としてあるが、金村のようなガツガツとした向上心を抱え、それを外に向けて発信するメンバーがいることによって、グループが締まるということもあるだろう。何よりファンとしても金村の努力が可視化されているからこそ、誰よりも応援したいと心から思えるのだ。

(文=川崎龍也)

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