そのまま使うと呼吸器系の健康被害も…30分でできる「正しいエアコン掃除」で電気代も節約!

日刊大衆

画像はイメージです
画像はイメージです

 春が過ぎて、梅雨から夏になると、エアコンをフル稼働する日々が始まる。しかし、長らく眠っていたエアコンを、そのまま動かすのは危険だという。ハウスクリーニング『おそうじ本舗』で技術アドバイザーを務める尾崎真氏は、次のように指摘する。

「春先まで使っていなかったエアコンの内部には、カビや汚れがたまっています。その状態で使用すると、悪臭の発生はもちろん、呼吸器系の健康被害を引き起こす可能性もあるんです」

 加えて、汚れが原因で冷気の風量が弱くなったり、電気代もかさんでしまうのだという。エアコンを掃除すれば、こうした問題は解決するが、尾崎氏によれば、エアコンの清掃は、けっして難しくないんだとか。

 まず大事なのは、エアコンの吸気口に設置されている、フィルターの清掃だ。

「エアコンのカバーを開けて、まず内部のホコリを掃除機で吸い取る。それからフィルターを外し、風呂場などで水洗い。フィルターの裏面からシャワーを当てると、効率よく汚れが落ちます」(尾崎氏=以下同)

 いきなりフィルターを外すと、ほこりが部屋に舞ってしまうので要注意。また、フィルターは想像以上にもろく、ブラシでゴシゴシこすると壊れてしまう。

「汚れが落ち切らないときは、台所用の中性洗剤を100倍くらいに薄めたものを使い、毛の柔らかい歯ブラシで、こすり洗いしてください。最後に陰干し、もしくはタオルで拭き取り、完全に水気がなくなってから、吸気口へ戻します」

 続いて、吹き出し口。送風時に、風の向きを変える羽のようなパーツ「ルーバー」の汚れを取り除こう。

「お湯で湿らせたキッチンペーパーを、指や割りばし、定規など、細いものに巻きつけ、ルーバーの汚れを拭き取ってください」

 ただし、この作業は絶対にコンセントを抜くか、エアコン内のブレーカーを落としてから行うこと。

「エアコンは電源がオフでも、タイマー機能や、おそうじ機能など、勝手に動くこともある家電です。ケガをしたり、故障したりする可能性もあるので、必ず電源を切ってください」

 現在発売中の『週刊大衆』5月9・16日号では、暮らしのお得な情報を多く掲載している。

「そのまま使うと呼吸器系の健康被害も…30分でできる「正しいエアコン掃除」で電気代も節約!」のページです。デイリーニュースオンラインは、掃除カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る