日本三大仇討ちの一つ「曽我兄弟の仇討ち」父の復讐に生きた兄弟の結末は…【鎌倉殿の13人】 (1/7ページ)
「人殺し!」
そう言って工藤祐経(演:坪倉由幸)に石を投げつけていた男の子たち。彼らは一萬丸(いちまんまる)・筥王丸(はこおうまる)という兄弟で、後に曽我兄弟(そがきょうだい)とよばれます。
河津祐泰(演:山口祥行)の息子として生まれた彼らは、幼くして父を祐経に殺されてしまうのでした(第2回「佐殿の腹」時点)。
成長した彼らは17年の歳月を経て仇討ちを果たすのですが、それまでどのような生涯をたどってきたのでしょうか。
今回はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で描ききれない曽我兄弟のプロフィールを紹介。苦難を乗り越えて父の恨みを晴らした兄弟の道のりは、今なお人々の胸を打ちます。
工藤祐経に殺された父の仇討ちに生きる兄の一萬丸は承安2年(1172年)、弟の筥王丸は承安4年(1174年)に誕生しました。