TOYOTA GAZOO Racing（以下、TGR）が、米国カリフォルニア州にてフォーミュラドリフト開幕戦前日に、GRカローラを新型として初披露しました。日本国内での発売開始は、2022年後半の予定になっています。

ここでは、新型GRカローラのエクステリアや内装、そしてパワートレインなどを解説してみます。

https://www.youtube.com/watch?v=z2kNKBbvcek&t=2s

現在カローラと言えば、比較的落ち着いたセダン・ハッチバックと言った印象ではないかと感じます。ただトヨタとしては、カローラはもともとWRC初優勝・1000湖ラリーを制すなどスポーツマインドを与えた車つくりを基本にしていました。

それは、走りを意識したつくりを基本にし、ユーザーにさらなる喜びを持ってもらうためのトヨタの心がそうさせていたと思います。落ち着いたセダンと言う印象から、もっと心が躍るスポーツマインドを持ったカローラと言う観点からGRカローラが開発されたと考えます。

開発に当たっては、サーキット走行できるモデルを市販化するという大前提の話があります。これはトヨタだけではないのですが、サーキットやレースで培った技術を市販車にフィードバックするという手法です。

今回は、マスタードライバーであるモリゾウだけでなく、レーシングドライバーの石浦宏明、全日本ラリーチャンピオンである勝田範彦、さらには社内の評価ドライバーまでを投入してGRカローラは開発されています。

引用：https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/37061800.html

ベースモデルのカローラスポーツよりもさらに各30㎜ワイド化されたフロント及びリアフェンダーが特長です。これにより、ワイド＆ロースタイルがより強調されているだけでなく、ホイール＆タイヤチョイスの幅も広がります。