洒脱でラップ調な狂歌で藩政を批判…江戸時代の高僧・仙厓義梵が詠んだ心意気 (1/4ページ)

Japaaan

洒脱でラップ調な狂歌で藩政を批判…江戸時代の高僧・仙厓義梵が詠んだ心意気

古来「口は禍の元」とはよく言ったもので、余計な一言でトラブルに巻き込まれたり、果ては人生を狂わせたりすることも少なくありません。

しかし「かくすれば かくなるものと 知りながら やむにやまれぬ やまとだましい(意訳:結果は百も承知だが、義に起たねばならぬ時もある)」とも詠まれる通り、自分のことなら見過ごせても、天下公益のためと信じて声を上げる者は少なくありません。

そこで今回は江戸時代の禅僧・仙厓義梵(せんがい ぎぼん)のエピソードを紹介。その訴えは、果たして聞き届けられたのでしょうか。

仙厓義梵のユルふわ禅画作品↓

可愛いすぎて病みつきだ!江戸時代の絵師 仙厓義梵のゆるふわ日本画コレクション

永年の修行で功徳を積むが……

仙厓義梵は寛延3年(1750年)、美濃国武儀郡(現:岐阜県中部)に住む農民・井藤甚八(いとう じんぱち)の子供として誕生しました。

宝暦10年(1760年)ごろ清泰寺(臨済宗。岐阜県美濃市)に入門、空印円虚(くういん えんこ)のもとで得度を受けます。

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