バスタブに7か月の息子を放置し死亡、母親はネイル中だった (1/3ページ)

リアルライブ

画像はイメージです
画像はイメージです

 安全な自宅であっても、お風呂場は事故が起こりやすい場所だ。海外では、お風呂場に子どもを放置して、死なせてしまった母親がいる。

 アメリカ・フロリダ州の住宅で、息子をバスタブ内に放置して溺死させたとして、この住宅に住む母親を同州警察が逮捕した。海外ニュースサイト『NBC Miami』『New York Post』などが、5月27日までに報じた。

 ​42歳男、親戚親子に沸騰した油を浴びせ「朝食を作っていた際の事故」と呆れた言い訳​​​

 報道によると5月20日午後、同州マイアミ・デイド郡の住宅に住む22歳の女は、息子2人をお風呂に入れようとした。女には、3歳の長男、7か月の次男がいる。女は2人をバスタブの中に入れて蛇口をひねった。水を入れてはいるが、排水溝には栓をせず。水はそのまま排水されるため、バスタブに水がたまることはなく大丈夫だと女は考えたそうだ。

 女は、水を出しっぱなしにしたまま、バスタブ内に息子たちを置いて浴室を出た。女の向かった先はガレージだ。ガレージには、お手製のマニキュア・サロンがある。女はネイルをした後、再び浴室に戻った。女が浴室を離れていたのは、5分から10分だという。女がバスタブに近づくと、水がたまっており、意識のない次男を発見した。

 すぐに救急車が呼ばれ、駆け付けた救急隊が心肺蘇生すると、次男の心臓は再び動き出した。次男は救急車で病院に搬送されたが、3日後に脳死宣告を受け、のちに死亡が確認された。意識が戻ることはなかった。次男の死因は溺死だという。

 バスタブに水がたまった経緯だが、排水溝には小さなフェイスタオルがかかっており、「詰まり」の原因になっていた。長男の体も水に浸かっていたが無事だった。女によると、浴室に戻ってきたとき、長男はバスタブの中で遊んでいたそうだ。長男がフェイスタオルを排水溝に入れるなど水遊びをして、誤って詰まらせてしまったと捜査関係者に話しているという。

 警察は、本件を「事故」として処理する予定だが、自立が困難な幼児を放置したとして、保護責任者遺棄の容疑で女を逮捕、起訴した。

「バスタブに7か月の息子を放置し死亡、母親はネイル中だった」のページです。デイリーニュースオンラインは、海外などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る