2022年第2四半期の電気自動車(EV)中国市場における販売量を発表〜景気低調した四半期だったが、EV販売量はほぼ倍増という結果に〜 (1/6ページ)

バリュープレス

Counterpoint Technology Market Research Limitedのプレスリリース画像
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カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ (英文名: Counterpoint Technology Market Research 以下、カウンターポイント社)は、中国における2022年第2四半期の電気自動車(EV)市場における販売量(※1)がほぼ倍増したという最新のGlobal Electric Passenger Vehicle Model Sales Trackerを発表致しました。

中国のEV市場構成は、純粋なバッテリー駆動の電気自動車(BEV)がEV販売全体のほぼ78%を占め、残りがプラグイン・ハイブリッド(PHEV)であり、市場シェアはBYD(比亜迪汽車)が引き続き市場のリーダーを維持しており、Wuling(GM・上海汽車・五菱集団の合弁企業である上汽通用五菱汽車)とTeslaがトップを追っています。また、Xpeng Motor(小鵬汽車)、Neta(Hozon Auto哪吒汽車)、Leapmotor(零跑)、Li Auto(理想汽車)、NIO(上海蔚来汽車)、AITO(Seres金康賽力斯のブランド)などの新興勢力も参戦し、トップメーカーにとっても競争は激しくなっています。

中国のEV市場の動向に関して、カウンターポイント社シニアアナリストSoumen Mandal氏は、次の通り述べています。
「中国のEV市場は成熟しているものの、さらなる成長への大きなポテンシャルが今尚存在する。2022年3月から続くCOVID-19の新しい波や、ロシア・ウクライナ戦争に端を発したサプライチェーンの危機は中国自動車産業に打撃を与えた。これら外的要因が無かった場合、中国のEV市場はより急激な成長を遂げていたはずであろう。ほとんどの中国の自動車メーカーが3月に大幅値上げをした直後に、上海周辺で4月から5月にCOVID-19を起因とした厳格なロックダウンが施行され、中国国内の自動車産業の成長が抑えられてしまった。2022年下半期は、そのロックダウン期間より良くなる見通しではあるものの、経済減速やサプライチェーンの課題、地政学的緊張の高まりが特にEVにおいて市場の成長の足かせになる可能性がある。
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