リコール情報を発信!やはり「リコール」って重要です! (1/6ページ)
カーリコールとは、車の設計自体や製造過程などで発生した不具合をカーメーカーが国土交通省に届け出をし、無償で修理交換する制度です。場合によっては、事故などの大きな損害になるリコールもあるため、リコール対象の車に乗っている方は、なるべく早く対応してもらうのが良いとされています。
筆者は、「このリコールは情報発信した方が良い!」と思うものを定期的に発信しています。今回も特筆すべきと思うリコール情報がありましたので、いくつかここで紹介します。
■①スズキモデルのリコール引用:https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001492610.pdf
届出者の氏名又は名称:スズキ株式会社 不具合の部位(部品名):その他(ヒータユニット) 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因マニュアルエアコンのヒータユニットにおいて、吹出し口切替え機構の構造が不適切なため、高温条件下で吹出し口切替えダイヤルを素早く操作すると、内部部品が外れ、操作不能になる場合がある。そのため、デフロスタが使用できず、前面ガラスの視野を確保できなくなるおそれがある。
改善措置の内容全車両ヒータユニットに内部部品の外れ防止用ブラケットを追加する。また、吹出し口切替えケーブルを点検し、曲がりのあるものは当該ケーブルを新品に交換する。
不具合報告は、6件発生しています。事故発生はないのですが、デフロスターが効かないことで前方視界不良に陥ることもあり得ます。対象のお車に乗っている方は、早めに対応してもらうのが良いでしょう。製作期間の全体の範囲は、令和 4年3月21 ~令和4年5月31日で合計9,011台です。エブリィ・ミニキャブ・クリッパーとOEMにも影響しています。