【最終回】「鎌倉殿の13人」義時たちに待ち受ける、それぞれの結末。第48回放送「報いの時」振り返り (1/10ページ)

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【最終回】「鎌倉殿の13人」義時たちに待ち受ける、それぞれの結末。第48回放送「報いの時」振り返り

北条義時(演:小栗旬)にトドメを刺したのは、まさかの姉・政子(演:小池栄子)。幼き先帝(仲恭天皇)にまで手にかけようとする弟を止めるため、薬を捨てたのでした。

「駄目よ。嘘つきは、自分のついた嘘は覚えてないと」

最後の最後で我が子・源頼家(演:金子大地)が暗殺された真相を知ってしまい、その仇を討つ意味もあったのでしょうか。

最愛の嫡男・北条泰時(演:坂口健太郎)に理想の鎌倉を受け継ぐため、すべての悪行と罪業を抱えて地獄へ堕ちる主人公。

最後まで生き延びようと、流された薬をなめようと這いつくばる姿はまさに「手負いの獣」。今までの大河ドラマではなかなか見られない結末でしたね。

長い旅を終えようとする義時(イメージ)

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。1月9日の第1回放送「大いなる小競り合い」を観た後で、誰がこの結末を予想できたでしょうか(まぁ、三谷幸喜のことだから、何か仕掛けてくるだろうくらいは思っていましたが……)。

これを機に、平安・鎌倉時代に興味を持って下さる方が増えると、筆者はとても嬉しいです。それではさっそく、今週も大河ドラマを振り返っていきましょう!

行け、俺たちの泰時!宇治川の決戦

さて、後鳥羽上皇(演:尾上松也)に対して徹底抗戦を決めた鎌倉勢。しかしその内情は一枚岩でなく、出来れば戦いたくない御家人も少なくありません。

もちろん?隙あらば権力の座を狙う三浦義村(演:山本耕史)もその一人。

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