静岡雙葉高校にて「モックトレーダー」を実施 ~10年分の長期投資を約1時間で体験~ (1/2ページ)

バリュープレス

特定非営利活動法人 金融知力普及協会のプレスリリース画像
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認定NPO法人 金融知力普及協会は、1月19日、学校法人静岡雙葉学園 静岡雙葉高等学校にて、10年の長期投資を約1時間で体験する金融教育の授業「モックトレーダー」を実施した。

この「モックトレーダー」は、金融知力普及協会が投資教育や金融教育のために開発したもので、タブレットを用いて仮想的に10種類の実在株式銘柄を10年分運用する。各銘柄は、実際の過去の値動き通りに変動し、当時のニュースを参考に売買を行う。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM1NDU0IzMxMTc3MyM1NDU0X2RSc2FvTlRmTU0uanBn.jpg ]
成人年齢が18歳になったことや、金融教育が高校の家庭科の指導要領に組み込まれるなど、高校生の内から金融に対して正しい知識が求められるようになっていることを踏まえ、金融教育の一環として実施された。

参加者は高校1年生の4クラス。3人~4人1チームで、モニターに表示されるニュースや、株価の上下を参考に、投資を行った。分散投資など工夫をしたり、株価の変動で一喜一憂したりする姿が見られた。運用成績が良かったチームは少なかったが、iDeCoやNISAなどの制度があることや、長期・分散・積立が重要であることを学んだ。

*参加者の感想(一部抜粋)
「株について授業で習っていたけれど難しくて丸暗記をしていたので何も知識がなく最初は戸惑いました。少しずつルールを理解しても買うタイミング、売るタイミングは全く掴めず序盤は黒字から始まったのに最終的には大赤字になってしまいました。
思いがけない株価暴落や、手数料ばかり取られてしまって好景気の時に売っても利益に働かないというところに苦戦しました。しかし、講師の方がおっしゃっていたように何もしなければ増えることはないので金融業界のプロにお任せするのも一つの手段だなと思いました。

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