中学卒業した男子たちが結婚まで寝泊り。三重県・答志島(とうしじま)に残る風習「寝屋子制度」とは? (1/2ページ)

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中学卒業した男子たちが結婚まで寝泊り。三重県・答志島(とうしじま)に残る風習「寝屋子制度」とは?

日本各地では、古くから伝わる伝統や風習が今でも残っていることがあります。なかでも、三重県鳥羽市の答志島(とうしじま)に残る「寝屋子(ねやこ)制度」は、ユニークなもののひとつではないでしょうか。

「寝屋子制度」は、以前は伊勢志摩地方の各地で見られたようですが、現在は答志島の答志町に残るだけとなっています。地域の絆を生むこの制度について、詳しく見ていきましょう。

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「寝屋子制度」とは?

伊勢湾には、鳥羽市の4つの島があります。今回ご紹介する「寝屋子制度」が残っている答志島はそのうちのひとつです。

答志島(Wikipediaより)

「寝屋子制度」は、中学を卒業した男子が同級生5~6人とともに別の家で寝泊りをするというもの。仲間の誰かが結婚をするまで、約10年ほど寝泊りは続くと言います。

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