プロレス「史上最強の必殺技」BEST20!武藤敬司「四の字固め」長州力「サソリ固め」アントニオ猪木「延髄斬り」 (3/6ページ)

日刊大衆

天龍が失神した場面は強烈でした」(プロレス専門誌記者)

■リック・フレアーを手本に

 7位には先だって引退した武藤の「足四の字固め」が入った。UWFインターナショナルとの対抗戦で、高田にドラゴン・スクリューからの足四の字固めで勝利したことで、武藤の必殺技の一つとなった。

 武藤は、アメリカ遠征時代に対戦した“四の字固めの名手”リック・フレアーを手本にしたという。

〈毎日のようにフレアーと戦っていた頃、“足四の字固めひとつで試合を組み立てるなんてすごいな”と思っていたからね。高田戦で足四の字固めに説得力が生まれたおかげで、ムーンサルトプレスで膝にダメージが蓄積していた俺の選手生命が長持ちしたよ(笑)〉(『EX大衆』2023年3月号より)

 足四の字固めの“元祖”はザ・デストロイヤーだが、「彼の場合は、クロスした足の上に自分の膝の裏を乗せて体重をかけていたので、より強力だったはずです」(前出の田中氏)

■馬場と猪木をフォールした“唯一のレスラー”

 6位は天龍源一郎のパワーボム。天龍はこの技で馬場と猪木をフォールした“唯一のレスラー”になった。ただ、越中は天龍にはパワーボム以上に「“痛い技”がある」という。

「天龍さんのチョップは本当に痛かった! 最初は胸板を打ってくるけど、途中から喉仏を狙ってくるんです。あれはシャレになりませんよ」(越中氏)

 5位は、長州力がデビュー戦から使っている「サソリ固め」がランクイン。

「メキシコから凱旋帰国して藤波辰爾との抗争が始まると、サソリ固めが必殺技になります。格闘技スタイルのUWFインターナショナルとの全面対抗戦では、サソリ固めで安生洋二をしとめ、試合後に“キレちゃいないよ”という名言を残しました」(前出の記者)

 安生戦でのサソリ固めには、長州のプロレスラーとしてのこだわりがあったという。

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