話題の直腸がん、注意すべきこととは? 現役医師が解説 (1/3ページ)
なにかと話題になっている直腸がんだが、なにか事前にできることはあるのだろうか。
今回は直腸がんについて、また、前もってできることについて解説する。
直腸がんは悪性度が高い直腸がんは、大腸がんの中でも生存率が低い。
直腸とは、肛門から15〜20cmほどの大腸のことだ。
他の大腸がんと同じステージでも、直腸がんの方が再発しやすい。
これは手術できて、取り除けたとしても、だ。
手術できないまで進行していた場合もやはり予後は悪い。
放置していると、便が詰まってしまって人工肛門を作らないといけない場合もある。
早期発見するのが最も大切だ。
50歳以上は特に注意直腸がんの患者さんは、早ければ40歳頃から発症する。
そして、50歳以上になると、急に発症数が増えるのだ。
直腸がんは血便に注意直腸がんが発見される一番多い症状は血便だ。
これは自分自身で、便をだした時に血が混じっていると気づく人もいる。