映画『仕掛人・藤枝梅安』第二章スタート 舞台挨拶に豊川悦司、片岡愛之助、菅野美穂、佐藤浩市登壇! (2/3ページ)
感情移入できる作品
また、第二作のゲストである佐藤は「(登場人物の)背景的なものを語ってしまうのは、実はお客さんにとっては退屈なシーンなんですが、それがそういうふうに見えない映画になっていると思いますし、観客の皆さんがそれを見て感情移入できる作品になったと思います」と語った。
一方、菅野は佐藤との共演について「浩市さんが現場に入られると、緊張感がある雰囲気で、場がピシッと引き締まるんです。これだけのキャリアがあるのに丸くならず、芝居場に対する情熱と誠実さにすごく引っ張っていただきました」。
「私もゆくゆくはそういうふうに演技や現場での佇まいで若い方に伝えられるようになりたいと思いました。」と明かすと、佐藤は「俺、機嫌が悪かったんじゃない?(笑)」と照れ隠しのコメントで笑いを誘った。
いい感じに映っていればいいなさらに、今作が時代劇初挑戦の作品となった一ノ瀬は「戦隊モノでデビューしたので、アクション自体はやったことがありましたが、時代劇は腰の落とし方一つとっても違うので難しさはあるだろうと思ったのですが、アクションチームの方々に助けられてなんとかいい感じに映っていればいいなと思います」と告白。