15歳少年、おば運転の車に捕まりスケボーするもひかれて死亡 同乗の女も児童虐待の罪で逮捕 (1/3ページ)
子どもが危険な行為をしようとしたら大人は止めるべきだ。しかし止めるどころか、危険な行為に協力し悲惨な結果を招く事件が起きた。
アメリカ・ネバダ州で、15歳の少年が動く車の側面に捕まりスケートボードをしたが、離れた際に捕まっていた車にひかれ死亡した。運転手のみならず同乗者も逮捕されたと、海外ニュースサイト『NY Breaking』と『New York Post』、『Daily Mail Online』などが4月9日までに報じた。
報道によると2022年5月13日、少年はスケートボードで遊び、その近くには36歳の女A(少年との関係は不明)と、少年の19歳のおばBが乗っている車があったという。車はAのもので、当初、運転席にいたのはAだった。少年はAに、車の側面に捕まってスケートボードをしたいとお願いした。Aは「危険すぎる」と言って、少年の頼みを拒否。しかしそれを見ていたBが「自分が運転する」と言ってAと運転を代わったそうだ。Aはそのまま車に同乗していた。
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Bが運転し、少年は車の助手席のドア部分に捕まりながら走行を開始したが、少年はスケートボードから落下。Bは車をすぐに停止できず、下敷きにするような形で少年をひいた。
車の窓が開いた状態で、少年は助手席のドア部分に捕まっていたそうだ。車種はジープだったことが分かっているが、車の速度やどれくらいの距離を走っていた後の事故だったのかなど詳しいことは不明だ。車が走っていた場所は広場などではなく車道だった。Aは当時の状況について後に「車両が何らかの隆起を乗り越えたように感じた」と話している。
AとBが車から降りると、少年が頭から血を流しながら地面に倒れているのを発見。すぐに警察に通報し病院に運ばれたが、4日後に死亡が確認された。警察が現場に駆けつけた際、AやBは少年が自分たちの運転する車にひかれたと説明し、泣き崩れていた。