家計を守る生活の知恵!今年に入って食品2万品目の値段がアップ!お金がザクザク貯まるプロの技「値上げ時代の楽チン節約術」15 (4/5ページ)
■酒は飲まないのが一番の節約だが
「お酒を飲まないのが一番の節約ですが、我慢を続けたストレスで、いずれ限界を迎えます。そこで、1000円で酔える“せんべろ”の店が検索できる『せんべろnet』などで、安い店を探して、たまに外飲みを楽しみましょう」(丸山氏)
■自転車は一石二鳥
日々の行動が節約につながるものは、他にもある。前出の森永氏は、自転車をフル活用してほしいという。
「ガソリンなどの燃料費の高騰や、この春には電車賃も値上がりしているので、交通費の節約になります。さらに、自転車に乗ることで健康寿命が延びれば、医療費も減らせるんです」
まさに一石二鳥だが、特に恩恵が大きいのは、医療費の削減だ。
「『自転車総合研究所』の調査によれば、40歳以上の人が、1日往復2㌔の自転車移動を年間246日継続した場合、4万7232円もの医療費削減効果があるという試算を出しています。中高年にとって、やらない手はありません」(スポーツインストラクター)
また、住まいに手をかけることも節約につながる。
「部屋が片づけられず、散らかった状態の人は、すぐに整理整頓をしましょう。前述した冷蔵庫と同じく、似たような商品を2つ、3つと買ってしまうムダ遣いを防げますよ」(長尾氏)
■不要品の整理でお宝ザクザク
さらに、モノがあふれている部屋には、お宝が眠っている可能性もあるという。
「円安や原材料の高騰で、ハイブランド品の価格が高騰しており、それにともなって、中古のブランド品の需要が高まっています」(丸山氏)
使わなくなったカバン、キーホルダーなどの小物が高く売れるかもしれない。
「また、昭和レトロブームが起きたことで、昔の家庭用ゲーム機やレコードも需要があります。『メルカリ』などのフリマアプリで、相場を調べてみるのも楽しいですね」(前同)
意外なところでは、お酒が高く売れるとか。