ビリー・ジョエルの曲を流し放火した男が逮捕 歌詞に「火はいつも燃えていた」のフレーズ (1/3ページ)

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 理解できない犯罪者の行動は多いが、海外では”火“を連想させる音楽をかけながら放火をした男がいる。

 アメリカ・ミネソタ州で、37歳の男が、タイトルに「Fire(火)」が入ったビリー・ジョエルの曲を流しながら自宅アパートに放火した。海外ニュースサイト『CBS News』と『Law & Crime』などが5月23日までに報じた。

 報道によると、男は5月18日の午前3時半ごろ、自宅アパートに放火したという。放火時、男はビリー・ジョエルの「We Didn't Start The Fire(邦題:ハートにファイア)」という曲を大音量で自宅でかけていた。同曲は1989年9月にリリースされ、ビルボードチャートで当時1位を獲得した曲である。曲の中には「私たちが火をつけたのではない、火はいつも燃えていた。世界が回り始めた時から」「私たちが火をつけたのではない、ああ、火をつけなかった。でも私たちは火と戦おうとした」という歌詞がある。

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 近隣住民からの通報を受けて消防隊が出動した。現場に駆けつけた際も曲が大音量で流れているのを聞いたそうだ。男が住んでいたアパートの他の部屋には住人がいて、火災時には建物内に男以外に3人と1匹の猫がいたが、全員避難して幸いけが人はいないという。男は腕と足にやけどを負った状態で事件の翌日に発見され、逮捕された。翌日までに逃亡していたのかは不明である。男には有罪判決が下された場合、最大で20年の刑務所行きが言い渡される可能性がある。

 アパートの住民などの情報によれば、男は放火前にヘルメットを被って自宅のガラスを割ったり、自宅のものを壊したりしていたそうだ。それが20分ほど続いたあと、男はガソリンのようなものをまき、放火したようだ。ガソリンのようなものをまいていたという情報はアパートの住人ではなく、近隣住民が後に証言している。火を放った後、男は自らアパートの隣人宅を訪ね「家が燃えている」と告げたという。

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