今話題のヒスタミン中毒・アレルギーとの違いは? 現役医師が予防法も含め解説 (1/2ページ)

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今話題のヒスタミン中毒・アレルギーとの違いは? 現役医師が予防法も含め解説
今話題のヒスタミン中毒・アレルギーとの違いは? 現役医師が予防法も含め解説

先日、奈良市内の園児43人が、ヒスタミンによる食中毒を発症した。

サバの塩焼きが原因だったという。

今回は、ヒスタミン中毒について、予防法を含めて解説する。

誰でも発症する可能性

ヒスタミン中毒は、食中毒の一種だ。

ヒスタミン中毒は、ヒスタミンというアレルギーなどに関わる物質を、過剰に摂取することで発症する。

ヒスタミンは、人間の体内にもある物質だ。

一般的に、ヒスタミンを100mg以上摂取すると、ヒスタミン中毒になりやすいと言われている。

特別な体質に関係なく、誰にでも発症する可能性がある。

この点がアレルギーとは異なる点だ。

ヒスタミン中毒のさまざまな症状

ヒスタミンが多く含まれている食べ物を食べた後、30分〜1時間以内に症状が出現する。

耳たぶや、口の周りに赤みが出て、じんましんなどが出る。

そして、頭が痛い、嘔気、下痢などの症状が出ることもある。

重症化することは稀だが、ヒスタミンに敏感な体質の方もいるので、特に小さな子どもは注意が必要だ。

治療は、ヒスタミンに対するお薬や点滴などを使う。

通常は、1日程度で回復していく。

赤身魚に注意!

ブリ、サバ、サンマ、マグロ、イワシなどが代表的な原因となる魚だ。

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