湿度の高い今が要注意! 「パンケーキ症候群」を現役医師が詳細解説 (2/2ページ)

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特に小麦粉は、袋で販売されていることが多いため、管理がずさんになる可能性が高い。

加熱すればダニは死滅するが、ダニの死骸や排泄物が原因となってアレルギー症状が出るため、いくら火を入れても発症を予防できない。

予防するためには…

まずは、当然のことながら、小麦粉を適切に管理することが重要だ。

普段は冷蔵庫の中に小麦粉を入れておき、使う時だけ取り出すのもおすすめの保存法である。

また、一度ですべて使い切るのもおすすめだ。

特にパンケーキ粉などはよく余ってしまって、長い間保管されているのではないだろうか。

また、このダニは布団で増えるダニと、同じ種類と報告されている。

ダニが発生しやすい環境だと、小麦粉に侵入するリスクが高まるため、布団や毛布などは日干しなど、ダニ対策をしっかりとするのがおすすめだ。

執筆者:あやたい

医療制度や医療職・医療現場が抱えるさまざまな問題について考える医師。

日々変わっていく医療現場から生の声や、日常に役立つ医療知識を発信したいという思いで執筆。

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