死球骨折の阪神・近本、早期復帰? 二軍で練習再開、NPB側も球宴出場に含みか (1/2ページ)

リアルライブ

近本光司
近本光司

 早期復帰か? 7月5日、オールスターゲームの監督選抜選手が発表された。その流れで、こんな質問が出た。

 「球宴に選ばれた選手の中にはケガで一軍登録を抹消されている選手もいますが?」

 NPBの担当職員に各メディアがそう聞いた。なぜ、こんな質問をしたかと言うと、巨人・坂本勇人、オリックス・森友哉、そして、2日の右脇腹にデッドボールを食らい、右肋骨を骨折した近本光司の復帰時期が分からないからだ。

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 近年、球団は選手のケガの具合や復帰時期について明確な説明をしてくれなくなった。「コンディション不良」と言うだけだ。主力選手のケガの具合は“企業秘密”みたいなもの。詳細を説明しなくなった理由も分からなくはない。

 NPB職員がケガの状態を知るはずもないのだが、球宴にも選ばれた以上、阪神は近本の診断結果をNPB事務局に伝えなければならない。「復帰の時期を探るヒントになれば」と思い、質問したのである。

 NPB職員からは意外な言葉が返ってきた。

 「まだ(辞退の)連絡はありません」

 「連絡ナシ=球宴出場」とは解釈できないが、7月5日、マツダスタジアムでの広島戦が始まる前、こんな情報も飛び込んできた。

 「同日、鳴尾浜の二軍施設に近本が来たんです。通常メニューではありませんでしたが、トレーニングウェアに着替え、体も動かしていました」(在阪メディア)

 肋骨の骨折ともなれば、ちょっと体が揺れた程度でも痛みが走るはずだ。

 近本はデッドボールを食らった後、守備にも就いている。「球宴出場」は厳しいとしても、早期復帰はあり得るのではないだろうか。

 今季12度目の完封勝利となった5日の広島戦を、阪神OBのプロ野球解説者が評していた。

 「前日の同カードでは、阪神が苦手とする広島・床田寛樹に抑えられ、5日は広島が苦手とする大竹耕太郎が完封勝利を挙げました。

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