「鼻血が止まらない!」そんなときどうする? 現役医師が正しい止め方を伝授 (1/2ページ)

TREND NEWS CASTER

「鼻血が止まらない!」そんなときどうする? 現役医師が正しい止め方を伝授
「鼻血が止まらない!」そんなときどうする? 現役医師が正しい止め方を伝授

誰にでも起こりうる鼻血だが、なかなか止まらなくて焦ったことはないだろうか。

今回は、鼻血の正しい止め方や、病院を受診するべきタイミングについて解説する。

鼻の下3分の1を圧迫

多くの場合、鼻血が出るのは、鼻の下3分の1にあるキーセルバッハ部位と呼ばれるところからだ。

この部位にある細い血管が、何らかの原因で損傷することで出血する。

まずはこの部位を、両側から指で強く押さえてほしい。

5分〜10分程度強く圧迫した後、少し力を緩めていく。

すぐに離してしまうと再出血しやすいため、1分ごとに力を緩めていって、2〜3回で完全に離すのがおすすめだ。

このように圧迫することで、ほとんどの鼻血は止まる。

一回上の方法で試してみて、止血できなかった場合には、15〜20分程度押さえてみてほしい。

鼻を押さえたのに止まらない、と言って救急外来に来る患者の中には、鼻の上3分の1を押さえてしまっている方がいる。

必ず鼻の下3分の1を、押さえるようにしよう。

してはいけない鼻血の止め方

鼻血の止め方で、実際によくされているが、本当はやめておいた方が良い止め方について解説する。

まずはティッシュを詰めるという方法だ。

これは、鼻の中から出血部位をうまく圧迫できれば効果的だ。

しかし、圧迫できていなければ、血が鼻の奥の方へ流れていき、喉へと血が流れてくる。

横になって休んでいると、血を誤嚥(ごえん)してしまう危険性もある。

「「鼻血が止まらない!」そんなときどうする? 現役医師が正しい止め方を伝授」のページです。デイリーニュースオンラインは、止まらない何分キーセルバッハ圧迫鼻血社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る