2023年第2四半期のスマートフォングローバル市場における販売台数を発表〜8四半期連続で減少したが、高価格帯機種セグメントの成長が明るい兆しに〜 (1/4ページ)

バリュープレス

Counterpoint Technology Market Research Limitedのプレスリリース画像
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カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ (英文名: Counterpoint Technology Market Research 以下、カウンターポイント社)は、スマートフォングローバル市場の販売台数は、2023年第2四半期に前年同期比で8%、前四半期比で5%減少し、前年同期比割れは8四半期連続となったという調査結果を含むMarket Pulseによる最新調査を発表致しました。

図1: スマートフォングローバル市場における販売台数・主要OEM別


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3Nzc0NSMzMjM0MTIjNzc3NDVfTGdhbVR0blZUZi5wbmc.png ]
※OPPOの数字にはOnePlusを含む
出典: カウンターポイント社 Market Pulse Preliminary data, June 2023

Samsungは22%の市場シェアで首位となりました。Galaxy Aシリーズが世界中で好調だったことが要因です。Appleは第2位ですが、第2四半期のシェアとしては過去最高となりました。第3位のXiaomiは同社にとっての最大市場である中国とインドで逆風にさらされ、両国での落ち込みを取り戻すため、他地域への事業拡大と商品ポートフォリオの刷新を図ろうとしています。OPPOは自国である中国市場とインド市場とでまずまずの業績をあげ(OnePlusが貢献)、西欧で赤字だったものの世界シェアは維持しました。Vivo(iQOOを含む)は好調だった昨年第2四半期と比較して中国市場での成長が著しく鈍化しました。同社はSamsungと激しく競争しているいるだけでなく、OPPOともインドや東南アジアのオフライン市場で厳しい競争になっています。

スマートフォングローバル市場の急成長フェーズは明らかに終わったようにみえます。

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