10月4日は「投資の日」 残り3ヶ月が勝負!新NISA 来年からでは遅い! 初心者でも失敗しないための最重要ポイント (5/9ページ)
それでは40歳の人が定年退職を迎える65歳までの25年間で、NISAを運用して2000万円作ることを想定したシュミレーション結果がこちらです。毎月15,000円程度投資をすることで25年間で2,000万円を用意することが可能という試算になりますので、老後資金をNISAで準備するというのも今後のライフプランを考える上では選択肢の1つになると思います。
NISAを始めるためのポイント
NISAを始めるためのポイントは、以下の2つです。
運用をする金融機関を選ぶ 投資信託を選ぶ1. 運用をする金融機関を選ぶ
NISAは、金融機関が提供する口座で運用します。金融機関によって、取り扱っている投資信託の種類や手数料、サービス内容が異なります。初心者の場合は、手数料が安く、取引が24時間365日可能なネット証券がおすすめです。また、投資情報や分析ツールが充実しているネット証券を選ぶと、より効率的に資産運用をすることができます。
GFS調べ 2023年9月26日 現在
こちらはつみたてNISAを取り扱う主な金融機関の投資信託の取り扱い数をまとめた表です。SBI証券や楽天証券等のネット証券は180〜200商品を取り扱っているのに対し、銀行では4〜12商品しか投資信託を選ぶことが出来ません。それには3つの理由が考えられます。
・販売手数料収入の減少
銀行は、投資信託の販売手数料が収入源のひとつです。そのため、投資信託の種類を増やすと、販売手数料収入が減少する可能性があります。
・顧客のニーズ
銀行の顧客は、投資経験が浅い人や、長期的な資産運用を目指す人が多い傾向があります。