非流通空き家を借り手の想いで動かす「さかさま不動産」の静岡県沼津支局がスタート~12月8日に開局イベント開催へ~ (1/3ページ)

バリュープレス

株式会社On-Coのプレスリリース画像
株式会社On-Coのプレスリリース画像

株式会社On-Co(本社:三重県桑名市、以下On-Co)が運営する、物件を借りて挑戦したいことがある人の想いを可視化して貸主を募集するサービス「さかさま不動産」にて、静岡県沼津支局が立ち上がることとなりました。つきましては、同局主催で12月8日(金)に静岡県沼津にて、開局イベントが行われます。 地域に密着した方々と連携するさかさま不動産支局。宮城県気仙沼、長野県辰野、鹿児島県沖永良部島、山梨、京都府伊根などに次いで、12拠点目の開設となります。

貸す気も売る気もない空き家が20年で約1.9倍へ

 深刻化する空き家問題。総務省によると、2018年の空き家率は過去最高となる13.6%(849万戸)で、二次的利用や賃貸・売却予定のない長期不在の住宅は41.1%(349万戸)。2030年には470万戸程に増加すると推計されています (※1※2)
 また国土交通省が調査した「利活用に向けた活動状況」によると、将来的にも利用意向はなく「空き家のままにしておく」との回答が約3割。賃貸・売却の意向を持つ所有者は2割超いるものの、そのうちの約4割は「何もしていない」とのデータが出ています。(※3)
※1 総務省 「平成30年住宅・土地統計調査」 ※2 国交省「空き家政策の現状と課題及び検討の方向性」※3 国交省 「社会資本整備審議会 住宅宅地分科会 空き家対策小委員会 とりまとめ 参考データ集」

さかさま不動産の狙い

 さかさま不動産は、家の情報ではなく「借り手」の情報を開示してマッチングをするサイトです。
 従来の不動産流通の仕組みを逆にすることで、「貸す人や使途は選びたい」「物件情報を公開せず借り手を探したい」と考える非流通空き家の所有者や、チャレンジ精神を持つ人を地域に誘致する際などに有効です。
 最近では物件所有者から「情報公開はしたくないが良い人がいたら貸したい」「文化的な使い方をしてほしい」「地域が活性化する人に貸したい」などの相談が増えています。

「非流通空き家を借り手の想いで動かす「さかさま不動産」の静岡県沼津支局がスタート~12月8日に開局イベント開催へ~」のページです。デイリーニュースオンラインは、商店街活性空き家課題沼津まちづくり空き家ネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る