「さかさま不動産」にて”人生の転機に訪れるゲストハウス”がマッチング〜希望エリアの隣町にて築約60年元アパートの活用へ〜 (3/4ページ)

バリュープレス




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家主:貸す気はなかったが、若者を応援したいと思った

家主は空き家再生やインテリアコーディネートを手掛ける企業の代表。本物件は自ら民泊をする予定でした。しかし、五十嵐さんがさかさま不動産に綴った、想いや原体験(気仙沼での居候)などを読み、「この人なら自分より上手にやってくれそう」と連絡。内覧時に対面して感じた熱量で「この人に貸したい。そして夢を叶えてあげたい」と心が動きました。

さかさま不動産で物件と出会う面白さ

五十嵐さんにとって、第二希望エリアの物件でしたが、街が掲げる「人を癒して1200年」というコンセプトに共鳴。
家主も「ただ泊まるのではなく、訪れる人を癒す場を創ってくれたら嬉しい」と話し、ベッド等の家具の準備や、許可申請の調査のサポートも行うなど、関係性が深まっています。(2024年2月末オープン予定)
空き家を埋める事を目的とせず、街にとってより良いマッチングを大切にしているさかさま不動産。
これまで全国24軒のマッチングがあり、街に文化と商売が生まれました。どの事例もさかさま不動産だからこそ生まれた温かな物語が織り成されています。

今後の展開

空き家を介した関係性づくりに共感が集まり、全国の自治体やまちづくり団体との連携が広がりつつあります。1月28日には三重県明和町、2月7日には愛知県豊田市にてさかさま不動産支局が開局予定です。
今後も借主と貸主の新たな関係性構築をサポートし、物件を探す際に従来の「家ベースの不動産屋」に加えて、「人ベースのさかさま不動産」が選択肢になる社会を目指します。
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