高専機構、SMBC日興証券と国際的な視野を持ち変革を生みだす人材育成及びグローバルイノベーションエコシステム構築に関する連携協定を締結 (1/4ページ)
独立行政法人国立高等専門学校機構(本部:東京都八王子市東浅川町701-2、理事長:谷口 功、以下「高専機構」)とSMBC日興証券株式会社(本社:東京都千代田区丸の内1-5-1、代表取締役社長(CEO):近藤 雄一郎、以下「SMBC日興証券」)は本日、グローバルイノベーションエコシステムの構築を目指し、国際的な視野を持ち変革を生みだす人材育成に向けた連携協定を締結しました。なお、高専機構と金融機関の連携協定締結は初めての事例※となります。
全国各地の国立高専51校では、多くの高専生が主に理系の専門的知識を高いレベルで学び習得しています。国際社会を取り巻く環境や産業構造が変化する中、社会全体において、そうした高度な専門的知識を先見性を持って活用できる人材が求められています。本協定は、高専生が卒業生、社会人と対等に交流し日常的に社会課題や企業課題に触れ、異高専の学生と協働で新しい解決策の創出に取り組む経験を通じて、広い視野と起業家精神をもって社会を変革する人材として成長できる環境を提供してまいります。また、その環境の中で成長した人材が日本国内のみならず世界で活躍し、また評価される社会を実現し、高専を中心として国際的な視野を持ち、変革を生み出す人材を継続的に育成していく社会循環(グローバルイノベーションエコシステム)を構築することを目的としています。
SMBC日興証券と高専機構は、異学年・異学科・異高専の学生が協働して企業のリアルな課題を解決する「高専インカレチャレンジ」や、高専生と社会人が対等な立場で直接交流し学び合う「高専インカレワークショップ」などの活動を相互に協力して実施してまいりましたが、今後は本協定締結による連携強化を通じて、既存の取り組みを継続・発展させていくとともに、様々な活動を企画・実施してまいります。
<連携協定を通した取り組み>
① 異学年・異学科・異高専の学生が協働した企業のリアルな課題を解決する「高専インカレチャレンジ」
2021年5月に立ち上げ、これまでに4回開催してきた「高専インカレチャレンジ」の実施を継続してまいります。