「意見が言いにくい職場」が変わる!心理的安全性を高めるひと言とは? (1/2ページ)

新刊JP

「意見が言いにくい職場」が変わる!心理的安全性を高めるひと言とは?(*画像はイメージです)
「意見が言いにくい職場」が変わる!心理的安全性を高めるひと言とは?(*画像はイメージです)

今、ビジネスの場で「心理的安全性」という考え方が注目されている。
心理的安全性が高いチームは、メンバーが安心して働くことができるため、コミュニケーションが活性化し、メンバー同士の信頼関係が深まり、チームの収益性も高まるとされている。また、ハラスメントや不祥事、離職率が下がるなどの効果があるともされる。

では、どうすれば心理的安全性の高い職場・チームをつくることができるのか、は会社に限らず、あらゆる組織の共通の課題である。というのも、心理的安全性が確保されていない組織は日本にはまだまだ多いからである。

■Googleの研究であきらかになった「パフォーマンスが高いチームの特徴」

『わたしからはじまる心理的安全性』(塩見康史、なかむらアサミ著、翔泳社刊)では、リーダーやメンバーといった立場を問わず、誰でも実践できる心理的安全性を作るための方法を紹介する。

心理的安全性は、Googleのプリジェクト・アリストテレスというチームの研究によって世界的に有名になった。日本においても多くの企業が心理的安全性を高めるために、さまざまな取り組みを行っている。

心理的安全性が高いチームとは、メンバーがお互いに何でも率直に言い合え、安心して前向きに挑戦できるチームのこと。

「私がここで意見を言うと、でしゃばっていると思われるのでは」
「さしてこの分野に詳しくない自分が、偉そうに口をはさんでいいのだろうか」
「上司が自信満々に出してきた企画が、どうにもイケてない。でもダメ出ししにくい」

このように、その場のメンバーや立場によっては、言いたいことを口に出しにくい場面は、ビジネスの場では少なくない。心理的安全性の高いチームでは、このような職場の対人関係でのリスクに対する恐れを感じずに、のびのびと行動できることができる。

そのような職場・チームをつくるには、マネージャーだけが頑張るのではなく、一人ひとりができることからはじめ、チームづくりに参加すること。そして、一気に変えようとするのではなく、小さなことをコツコツと積み上げるというスタンスが重要になる。

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