歩行のほかに立ったり座ったりもアシスト。脚が不自由な人の暮らしを支える電動外骨格スーツ (1/4ページ)
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イタリアで、そこはかとなくスタイリッシュなリハビリ用電動アシストスーツがデビュー。まんまSFで見るやつみたいでかっこいいぞ。
先日イタリア・ミラノにて、国産の科学技術で生まれた新しい下肢用の外骨格スーツ「Twin(ツイン)」が大々的にお披露目された。
開発10年でついに誕生したTwin は、歩くのが難しい人はもちろん、まったく歩けない人にも歩行をうながし、立つ動作や座る動作までアシストしてくれる。
主な目的は生活の質の向上だが、自力歩行の可能性まで期待できるという。
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TWIN 2・イタリアで歩行をうながす新しい下肢用外骨格スーツが誕生
人間の動きを強化して拡張するパワードスーツ、いわゆる外骨格タイプの強化スーツは、今や軍用にとどまらず、日本でも体の負担を軽減する装置として作業現場や医療現場で役立っている。
そんな中、先日イタリア・ミラノにて、新しい下肢用外骨格スーツ「Twin(ツイン)」がお披露目された。
医療用というとわりと地味目な印象あるけど、こっちはさすがイタリアというか、配色といい形といいスタイリッシュでSFに出てきそうなデザインだ。
このスーツは、障害や怪我などで脚の運動能力に低下がみられる人や、まひで歩けない人の生活の質や移動性を向上させる目的のもと開発された。
下肢に装着すると、膝関節と股関節それぞれにあるモーターを通じて歩行がうながされる。モーターはバッテリー駆動。1時間の充電で最長4時間使用できる。