ベテルギウスがボコボコ動いている理由は、表面が激しく沸騰しているからなのかもしれない (1/5ページ)

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ベテルギウスがボコボコ動いている理由は、表面が激しく沸騰しているからなのかもしれない
ベテルギウスがボコボコ動いている理由は、表面が激しく沸騰しているからなのかもしれない

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Image credit: MPA/Ma, Jing-Ze et al

 余命あとわずかと言われているオリオン座に輝く恒星、ベテルギウスの表面はボコボコと激しく動いている。その理由は何なのか?

 これまでは、狂ったように高速回転しているからと考えられてきたが、実際には激しく沸騰しているのかもしれないことが、新たなる研究で明らかになった。

 ベテルギウスの自転速度は1秒間に5kmと推測されていた。老いた星としては桁違いの速さだが、本当は激しく回転していない可能性もあるという。

・死にゆく恒星、ベテルギウス
 オリオン座でオレンジ色に輝く恒星(赤色超巨星)ベテルギウスが死にかけていることは有名な話だ。

 2019年、ベテルギウスに異変が起き、いよいよ超新星爆発を起こすのではと注目されたのは記憶に新しい。だが結局爆発は怒らなかった。

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オリオン座(画面左上)の一角を担うベテルギウス / photo by iStock・ベテルギウスは本当に高速回転しているのか?
 遠くにある星が自転する速さは、その左右の光の違いを観察することでわかる。
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