知られざる偉人。世界初の防弾チョッキはポーランドの司祭が発明した (1/8ページ)

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知られざる偉人。世界初の防弾チョッキはポーランドの司祭が発明した
知られざる偉人。世界初の防弾チョッキはポーランドの司祭が発明した

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 今や軍や警察関係者には欠かすことのできない防弾チョッキだが、いつ、どこで、誰によって発明されたものなのか?

 知らなくても困らないけど、知っていればちょっとした話のネタになるかもしれない、そんな防弾チョッキの起源について紐解いていこう。

 最初に発明したのは、なんと聖職者のである司祭だったのだ。
 

・シカゴ市長銃撃に胸を痛めたポーランド移民の聖職者
 1893年10月28日、米イリノイ州シカゴの市長カーター・ハリソンが自宅の入り口で銃撃され、シカゴの町の静寂が破られた。

 この暗殺に全米市民がショックを受けたが、もっとも衝撃を受けたのは、ポーランド移民のカシミール・ゼグリンだった。

 誠実で深い精神性を備えた聖職者のゼグリンは、アメリカに来て以来、公人をターゲットとしたたび重なるアナーキストの暴力に深く心を痛めていた。

 この混沌と流血の蔓延に立ち向かおうと心に決めたゼグリンは、多くの命を救えるかもしれない解決策に創意工夫を傾けた。

 彼の発案である革新的な軽量防弾チョッキは、通常の服装の下に目立たないように着用できるようになっていて、防弾チョッキを身に着けていることを暗殺者に気づかれることなく、彼らの計画を阻止することができる。
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