琉球王国の美術品がアメリカの民家の屋根裏で発見され沖縄に返還される (1/6ページ)
[画像を見る]
image credit:fbi
太平洋戦争末期に行方不明になった琉球王国の美術品の数々が、アメリカで発見され、FBI(アメリカ連邦捜査局)を通じて沖縄県に引き渡された。戻ってきた「沖縄の宝」に玉城県知事が喜びの言葉を述べている。
今月14日に返還された美術品は計22点。琉球王国の国王を描いた色鮮やかな「御後絵(おごえ)」のほか、18~19世紀の手描きの地図や陶磁器などで、貴重かつ重要な文化財になりそうだ。
担当のFBI特別捜査官によると、発見場所はマサチューセッツ州の民家の屋根裏で、祖父の遺品整理で見つけた家族が、当局に連絡したことで明らかになった。
[動画を見る]
22 Artifacts Looted During WWII Returned to Japan: FBI・遺品から盗難品を発見しFBIに通報した家族
アメリカで見つかって返還された琉球王国時代の美術品。その経緯を知るFBIボストン支局のジェフリー・J・ケリー特別捜査官によると、きっかけはある遺族からの通報だった。