大嫌いだった“くせ毛”の自分。悩み続けた女性がたどり着いた「幸せな自分の愛し方」 (4/5ページ)

マイナビウーマン

適切なアイテムを使うことも大切なのですが、ドライヤーの当て方や乾かし方など、細かいコツがたくさんあるので、YouTubeや私の著書『もう天パで悩まない! あなたのクセ毛を 魅力に変える方法』の中で、カーリーガールを楽しむための髪の取り扱い方を紹介しています。

――「Curly Me」のプロダクトとリンさんの発信を見れば、誰でもカールヘアを上手く取り扱って自分の個性に変えることができるんですね!

そうはいっても十人十色の髪のクセがあるので、何度も練習することが大切です。日本はカールヘアの人口が少ないこともあり、美容室に行ってもなかなか適切なアドバイスをもらえないので、まずは自分と、自分の髪への理解を深めながら、私の発信も参考にしてもらいたいと思っています。

ただ、髪の毛を上手に取り扱うことがすべてというわけでもありません。「Curly Me」ではマンツーマンでのヘアセットトレーニングも行っていますし、フォロワーさんたちと一緒にオフ会を行うこともあります。同じ悩みを持つ人とつながることで、一人ひとりのくせにも色々な違いがあることを知ってほしいし、違いが分かってこそ、自身の個性も認められるようになるんです。

――人との違いが分かるからこそ、人と違う自分も愛せるようになるのでしょうか。

私自身、人と自分の違いを認められなかったあの頃、ずっと苦しかったです。ストレートヘアを無理して作っていた時は「ダメな自分を改善しなきゃ」と、マイナスをゼロにするために努力して、息切れしていました。違いがあるのは当たり前のことなのに、みんなと一緒を目指すから苦しかった。しがらみから開放されるために、違いを認めることは大切だと思います。

■自身を受け入れてくれる場所を、それぞれ探せばいい

――ブランドを運営している中で、嬉しいこと、つらいことなどありますか。

「Curly Me」は、私にとっても大切な居場所です。本業と二足のわらじで活動しているので、時間が足りないと感じることはありますが、苦しいと思うことはないです。

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