激レアさんがやってきた!ピンクハンドフィッシュを沈没した難破船近くで発見 (1/4ページ)
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タスマニア沖に沈む難破船を探索していたダイバーたちが、非常に珍しいピンクハンドフィッシュを発見した。
ピンクハンドフィッシュはめったにお目にかかれない激レア種で、1947年に発見されて以来、ほんの数回しか目撃されていない。そのすべてがオーストラリア、タスマニア州で発見されている。
ダイバーたちは、この珍しいピンク色のハンドフィッシュを撮影することに成功した。
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Discovery of a Pink Handfish・難破船を探査中激レアのピンクハンドフィッシュを発見
アンコウ目のハンドフィッシュは、これまで5属14種が確認されている。魚だが浮袋を持たないため、泳ぐというより手のような胸ビレを使って海底を這いまわる。
中でも体長約10cmほどのピンクハンドフィッシュ(Brachiopsilus dianthus)は特に珍しく、1947年に発見されて以来、目撃例はほとんどない。
ダイバーたちがこの珍しい魚に気がついたのは、タスマニア沖で沈没した蒸気船タスマン号の探索をしているときだった。
「ぼくたちは、難破船探索のために現場に潜っていたのだけど、ハンドフィッシュがすっかり話題をさらってしまったんだ」ダイバーのひとり、ブラッド・ターナー氏は語る。