【調査リリース】日本EC30社のAI検索調査、業界質問で名前が挙がるのは中小47%・大手34% (1/4ページ)
Big-O Information Intelligence Corp.(大鷗摩飛智能有限公司)は、日本のEC・D2Cブランド30社について4つの生成AIに計1,200件の質問を行った調査結果を公表します。業界単位の質問では、中堅・小規模ブランドの名前が挙がった割合(47%)が大手(34%)を上回りました。
■調査の背景
消費者や取引先が「おすすめのブランド」「環境に配慮した企業」を生成AIに直接たずねる機会が増えています。企業がWebサイトで環境方針やCO₂削減の取り組みを公開していても、その情報が生成AIに正しく理解され、引用されているとは限りません。本調査は、企業が公開している情報が生成AIにどのように認識・引用されているかを把握するために実施しました。
■主な調査結果
1. 業界単位の質問では、中小D2Cが大手より多く名前を挙げられる ブランド名を出さずに業界単位で質問した480件では、中堅・小規模ブランドは47%の回答で名前が挙げられ、大手(34%)を上回りました。
2. AIはサステナビリティを「語れる」:88%の質問で具体的な取り組みを回答 ブランド名を挙げてサステナビリティの取り組み、CO₂削減目標、カーボンニュートラル・GX方針、環境認証などを質問した600件のうち、526件(88%)でAIは具体的な内容を回答しました。
3. ただし、その17%は公式サイトを引用していない 具体的に回答した526件のうち90件(17%)は、企業の公式サイトを情報源として引用していませんでした。
4. 公式サイトにサステナ情報が見当たらないのに、AIが取り組みを説明したケースが6社 30社のうち6社は、本調査の方法では公式サイト上にサステナビリティ・CO₂・GXに関する記述を確認できなかったにもかかわらず、AIがその企業の取り組みを説明しました。いずれも小規模のD2Cブランドです。
5. GX認識度は企業規模で差:大手79・中堅44・小規模28(100点満点) 公式サイト側の開示量にも同様の差が見られました(サイト内サステナ情報スコア:大手44・中堅12・小規模6/65点)。