感動の実話『ザ・テノール 真実の物語』が10月11日に公開!

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 この映画は素晴らしい!

 これまで数々のマスコミ試写会に足を運んだが、エンドロールが終わると同時に、関係者から拍手が巻き起こった試写会は初めてだった。というのも、監督や出演者の挨拶等がある完成披露試写会で拍手が起こることは良くあるが、関係者のみのマスコミ試写会で拍手が起こることなど滅多にないからだ。

 映画の内容もさることながら、監督を務めたキム・サンマンのキャスティングも素晴らしいとの声も多い。

 主人公のオペラ歌手ベー・チェチョルと、日本人プロデューサー沢田幸司を選ぶ最低条件は、英語が堪能という点だったのだとか。チェチョル役にはサンマン監督が『ミッドナイトFMで一緒に仕事をしたことがあるユ・ジテを起用。英語が堪能なのはもちろん、役に対する理解と演技力に信頼を置いていたい俳優のひとりとされている。そして、日本人プロデューサー沢田幸司役は、英会話のCMにも登場している伊勢谷友介を起用している。

 物語はベー・チェチョルと沢田幸司の、国境を越えた美しい友情を感動的に描いている。ユ・ジテと伊勢谷友介は同じ年齢で、両者ともに俳優として活動するかたわら監督としてメガホンをとることもある。さらに、ボランティアや社会活動に熱心な点もあり、顔合わせのときから打ち解けたと言われている。

 他にも沢田幸司のアシスタントである美咲には、ギターが弾けて歌える女優ということで、北乃きいを起用。映画の中で北乃きいはギターを持ち歌うのだが、透き通るような歌声に、会場は驚きに包まれた。また、北乃きいはキャリア初の“茶髪”で役に挑んでいる。

 個性派ぞろいのキャスティングと同時に、希望と勇気をもらえる感動の実話を是非映画館で観てもらいたい。

『ザ・テノール 真実の物語』は、10月11日(土)新宿ピカデリー、東劇ほか全国ロードショーにて上映予定。

(取材・文/角政光<bashment>)

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