日本最高峰のダンスコンテスト「JAPAN DANCE DELIGHT」とは?

デイリーニュースオンライン

 2014年11月24日から、21年間続く日本最高峰のダンスコンテスト、JAPAN DANCE DELIGHT(以下JDD)vol.22回の予選が全国各地で開催される。

 そこで今回は、vol.21(2014年8月31日、大阪市中央体育館にて開催)の覇者であるダンスチーム「BUSTA JAKK BOOGIE」に、JDDの魅力と今後の展望を語ってもらった。

「観て頂ける全ての人に喜んでいただきたい……。その気持ちは変わらずに。SHOWだけでなく、挑戦したライブや舞台など、もっと自分達の幅を広げていきたいと考えています。JDDを獲るとこんなことができるんだ! そんな風に次世代のダンサーが夢を持ってもらえるような活動、それがBUSTA JAKK BOOGIEとしての次のチャレンジだと思っています。そしていつか、何倍もパワーアップして、もう一度あの場所に凱旋できればと思っています!」

そもそも「JAPAN DANCE DELIGHT」って?

 とはいえ、ダンスを知らない人のほとんどは、「JAPAN DANCE DELIGHT」と聞いてもピンとこない。そこで、JDDの主催者にも話を聞いてみた。

「時代によってその役割は変わって来ていると思います。開始当初はストリートダンスのイベント自体が皆無だったので、唯一目指せる場所だったと思いますし、全国ストリートダンサーの情報交換の場という役割を果たしていました。10年目には歴史あるコンテストと呼ばれるようになり、13年目から会場をパシフィコ横浜に移し、世界大会化もしたのでコアなストリートダンサーだけでなく知名度もグンとあがり、ストリートダンスコンテストのスタンダードになったと思います。2014年は海外からの参加数も史上最多であり、国際的な交流もうまくいっていたと思います。

 また、現在のシーンはバトルシーンの方が優勢でありますが、チームダンスの魅力というものは全く色褪せていません。ダンスディライトは大道具などの使用を認めておらず、ダンサーの肉体だけでの参加が基本となっています。

 そのため、ダンス力を試せる最高の場所と言えるのではないでしょうか。それと、21年も続いているのでダンサーにとってはあって当たり前の存在であり、いつでも帰って来れるホームみたいな存在になっているのがJDDなんですよ」

 近年、日本ではダンスが義務教育に組み込まれ、ダンス人口が増えたとも言われている。ダンスシーンが身近になるとことで、今後さらに注目を集めるであろうJDDを要チェックだ!

(取材・文/角政光<bashment>)

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