マーティン・ローレンスが、ウィル・スミスの次回作として噂されている『バッドボーイズ3』の製作計画が進行中であることを明かした。ウィル・スミスとともにこの大人気映画シリーズ『バッドボーイズ』の2作品に出演しているマーティンは、コナン・オブライエン司会のアメリカのトーク番組のインタビューの中で、ウィル・スミスについて気になる発言をしている。

『バッドボーイズ3』が発表されるのかどうか尋ねられたマーティンは、「そうだと思うよ。うん」「ちょうど（プロデューサーの）ジェリー・ブラッカイマーと話したところで、彼はその話は本当で、今脚本を書いている段階で、いい感じに仕上がってきているって言っていたよ」と語っている。

　同作の製作の可能性が濃厚になってきたものの、4月にはブラッカイマーが製作に向けての最も大きな障害は、ウィル・スミスが同作に出演できるかどうかだと話していた。

「笑っちゃうよね。だって俺達はこの映画を製作することでソニー・ピクチャーズを期待させていたのに、ウィルは他の2つの映画作品で忙しかったんだ。そしてウィルが作品の製作のために再出演を決めて喜ぶ時には、ソニーはきっと『いや、今は第3弾を製作するときではない』って言うんだよ」

　今やハリウッドを代表する人気俳優となったウィル・スミス。今月3日夜には日本テレビ系で『アイ・アム・レジェンド』が放映されるなど、依然高い人気を誇るだけに、自身の出世作『バッドボーイズ』でもスケジュールを空けるのは困難な状況のようだ。かつての"相棒"マーティン・ローレンスはさらにぼやいている。

「ウィルの場合は、さらに『ライド・アロング』が公開されて大ヒットさ。そして今俺達は第3弾を製作することにワクワクしているけど、またウィルは他の仕事で忙しいんだよ。この作品を製作するために出演者たちみんなを集めることに努力するしかないね。でもとりあえず我々は脚本作りに取り掛かっているよ。この作品を作り上げるために俺達は忠誠心と希望を掲げているんだ」

（取材・文／Gow!Magazine）