台風19号は最大級…天気予報が報じない川の増水・氾濫情報

デイリーニュースオンライン

 沖縄、九州を襲い、連休中には西日本、東日本にも大きな影響を与えそうな台風19号(ヴォンフォン)。台風18号も日本各地で被害をもたらしましたから、引き続き注意が必要です。

 ところで、台風の被害といえば川の増水、氾濫です。Twitterでは台風が来るたびに「川が氾濫した!」といったツイートが写真付で多数投稿されます。近所の川が氾濫しそう、あるいは氾濫したという経験をした方も多いでしょう。

 こうした危険を事前に察知するには、各自治体のハザードマップが参考になります。たとえば、DMMニュース編集部がある渋谷区はこちらです。

渋谷区:洪水ハザードマップ

 もうひとつ、ぜひ閲覧をオススメしたいのは、国土地理院が公開している「地理院地図(電子国土Web)」です。

kokudo01.jpg
国土地理院:地理院地図(電子国土Web)

 国土地理院が作成した色別標高図を日本地図に重ね合わせることで、任意の地域の標高が色によってわかるというもの。使い方は簡単です。

  1. 地図左上の「+」をクリックしつつ、見たい地域を拡大(地図上で左クリックをすれば東西南北に動きます)
  2. 左メニューの「色別標高図」にチェックを入れる
  3. 元の地図と重ねて見たいので、左メニュー下の透過率調節バーを「30」ほどに

 では、実際に見てみましょう。こちらはDMM本社周辺の標高地図です。

kokudo02.jpg

 氾濫しそうで毎度、冷や冷やさせられる目黒川。やはり川沿いは標高が低いですね。DMM本社のある恵比寿ガーデンプレイスタワーはむしろ、切り立った崖の上にあるといったイメージ? 周辺の川が氾濫しても影響はない……かな?

 家屋等の浸水は川の氾濫だけが原因ではありませんし、標高の高低でただちに川の氾濫が予測できるというわけでもありません。しかし、居住地域の潜在的なリスクを知っておけば、いざというときにきっと役に立つはず。お住まい周辺がどうなっているのか、万が一、川が氾濫したらどうなるか、台風19号がやって来る前に、確かめてみてはいかがでしょうか。

(文/DMMニュース編集部)

「台風19号は最大級…天気予報が報じない川の増水・氾濫情報」のページです。デイリーニュースオンラインは、災害台風ネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る