事件リポーター・阿部祐二が見た「凄まじい女の現場」

デイリーニュースオンライン

 DMMニュースをご覧のみなさん、こんにちは。阿部祐二です。

 今週もさまざまな事件がありましたが、我が家では年数回、大事件が発生します。そのなかのひとつが、妻の怒り……。今日は、僕の言動でつい大爆発させてしまった、恐怖の現場をお届けしたいと思います。

クローゼット前で裸でたたずむ切なすぎる現場

 慌ただしい朝。クローゼットを開けると今日着ていくはずの洋服がありませんでした。もうすぐ出発の時間だというのに、焦りが募る。上半身裸で服を探しながら、思わず妻に「勝手に片付けたでしょ?」と聞いた瞬間、冷や汗がドッと吹き出しました──。

 というのも、昨夜自分で鞄の上に移動させたことを、ふと思い出したんですね。

 バラエティ番組でたびたび「恐妻家」エピソードを語ってきたのでご存知の方もいるでしょうが、僕の妻は怒るととっても怖い。特に、今回のように自分以外のミスをなすりつけられることが大っ嫌いなんです。

 さらに怒りが増すと手が出ます。手というのは、ビンタでもパンチでもなく〝つねり〟。乳首のあたりの一番痛いところをキューッとつねる。つねり続ける。痛がってもつねり続ける。つねり続けて辞めないんです。裸の僕をつねり続けるんです。

 彼女はアスリートでもありますからね、これが泣けるほど痛いんですよ。

勘違いの自意識過剰は大嫌い!?

 こんな状態だから、僕は絶対に不倫ができない。きれいごとをいうつもりはありません。僕だって不倫願望ぐらいあります。男なら誰だって願望ぐらいあるはず。でも、僕の場合は不倫すると、本当に殺されるんじゃないかと思うほどの怒りを買ってしまう。一時の快楽のために、命を賭けなければいけないんですね。

 と言っても、恐妻家の話をテレビでするようになってからは、女性も寄って来ませんけどね。それに僕はいわゆる業界の女性を好きにならないので、出会い事態が少ないともいえます。僕が好きなのはひたむきに頑張る謙虚な女性。アスリートである妻はまさにストライクでした。

 一方、僕が苦手なのが、自意識過剰……。それも少し間違った、過剰さを持つ女性ですね。私って可愛いでしょって胸を張っちゃってるようなね。しかもそういう女性って、きまって謙虚さの欠片もないように思いません? あれはもうダメですね!

 ……。今回は口が過ぎましたね。でも僕も男ですからね、こういう女性観は持ってますよ。

 次回は、現場取材後の〝もうひとつの密かな現場〟をお話させていただきます。

著者プロフィール

テレビリポーター

阿部祐二

1958年生まれ。東京都板橋区出身。阿部ちゃんの愛称で親しまれ、テレビ番組『スッキリ!!』のリポーターや俳優として活躍中。

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