"アウトレイジ"化する在日中国人が池袋で台頭

デイリーニュースオンライン

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 不良中国人による凶悪犯罪がメディアで頻繁に取り上げられていたのは、2004年頃までのことだ。それから10年が過ぎた今、在日中国人たちはすっかり日本の風景に溶け込み、姿が見えづらくなった。が、現実には猛威を増している。

「今が一番、中国マフィアは多いね。みんな、そう見えないだけ。日本人の半グレと同じようなファッションしているから、見分けがつかないのよ」

 こう語るのは、池袋の本番中国エステで働く上海出身の女性(39歳)だ。

「私、今の店やめて、池袋で飲み屋さんやろうと思ってる。でも、中国人経営の店だとバレると必ずマフィアの人間が来るから、日本料理の店、やろうと思ってる」

 彼女によると、中国人経営の店は中国東北部出身のマフィアグループにみかじめを払わなかったり、値切ったりすると、営業中に不良中国人を送り込まれて嫌がらせをされてしまう。実際、深夜に店に忍び込まれて店内を破壊される被害が続出しているという。

〝闇金ビル〟を東北グループが制圧

 しかし、池袋という巨大繁華街で、そんな横暴が許されるのだろうか? 地域に根付くヤクザが黙っていないのではないか? 

 池袋で旅行会社を経営する中国人のR氏がこの疑問に答えてくれた。

「2000年代半ばくらいまでは、不良中国人と日本のヤクザはみかじめ問題でしょっちゅう揉めてました。でも、7年ほど前、中国グループがヤクザの下に入ったんです。下に入る代わりに、中国系の店の管理は中国マフィアが完全に担当することになった。中国側はそこから吸い上げるみかじめの一部をヤクザ側に毎月納める。これで、ヤクザも文句を言わなくなったんです。それからですよ、逆に不良中国人たちが好き放題やり始めたのは」

 とくに、中国系の飲食店が密集する池袋駅北口界隈は、中国マフィアの独壇場だという。

「北口界隈のビルの看板を見ればわかりますが、いまや飲食店や風俗店ばかりじゃなく、中国系の会社が密集してます。そのうちの7割は、某東北グループに毎月みかじめ料を払ってます。不動産会社や旅行会社、中国人専門の行政書士事務所など、合法的な会社でも不良中国人にカネを吸い取られている。もし、彼らを無視すれば、あっという間に潰されてしまいます。先日も、とある中国系広告代理店の社長が行方不明となり、その後、そのオフィスはマフィア系の風俗店になりました」(R氏)

 また、北口から徒歩1分の距離にある某雑居ビルは、かつて「闇金ビル」と呼ばれ、日本人の金融業者や風俗店がひしめきあっていた。しかし、闇金衰退とともに中国系の怪しげな風俗店や美容院が入居しだし、今や入居者全体の7割を占めるまでになったという。

 いまもそのビルでひっそりと金融稼業を続ける日本人の男(49歳)は語る。

「このビルは今や日本の〝九龍城砦〟ですわ。ヤクザもびびって近づかないようになってしまった」

 このビルの十数室は東北系マフィアが実質的におさえており、あらゆる非合法な活動が行われている、と囁かれている。まさに、やりたい放題なのだ。

(取材・文/小林靖樹)

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