『テラスハウス』出演のフランキーに会えるアート展が開催中

2014.10.16 16:00 デイリーニュースオンライン

タグ：: テラスハウス; テレビ番組; アート

　先日、最終回をむかえた『テラスハウス』（フジテレビ）に出演したことでも知られる、ペインターのFrankie Cihi（フランキースィーヒ）。そして、モデルとしても活動するLuise Ono（オノルイーゼ）の初のコラボエキシビジョン、「Creation of Eve」が渋谷NOS ORGで開催中。10月16日には、彼女たちに実際に会えるパーティが開かれるとして、注目を集めている。

　ただ、ストリートアートといえば、どうしても男性のイメージが強い。なぜ彼女たちは、そのフィールドで表現を続けるのだろうか。その意義をフランキーはこう教えてくれた。

ストリートアートの概念をブチ壊す！

「客観的に見ると、私は〝女性らしい、女の子らしい〟絵を描きます。ですが〝女性らしさ〟や〝女の子らしさ〟を表現しようと思った事は一度もなく、むしろ自然な〝人間らしさ〟を表現しようとしてるんです。確かに私が知る東京やニューヨークのストリートアートは、未だに男性が主体となっています。そのイメージをもっとニュートラルに持っていきたい。もっともっと多くの女性に、ストリートアートを楽しんで欲しいんです。また、アートの世界だけではなく、色んなフィールドで女性が男性と共に活躍していきたい。そんなメッセージも込めているんですよ」

　一方ルイーゼは、〝女性らしさ〟も武器と捉えているようだ。

「私の地元平塚には多くのグラフィティが描かれており、私自身もヒップホップダンスやスケートをやったりと、自然とストリートを感じて育ってきました。そのなかで、美術館で絵画を見るより、街で上手いグラフィティを見ることの方が身近でカッコイイって思うようになっていたんです。また表現に対しては、男性特有の硬いソリッド感のある世界観に憧れはありますが、女性らしい柔らかさや華やかさを〝当たり前〟にしていきたいと思っています」

　彼女たちのアートの特徴は、有機的な線や色使い。これが、男性メインのストリートアートシーンにおいて新しい視点を生み出すという、これまでのストリートアートの概念をブチ壊すアート展になっているのだ。

　10月16日にはクロージングパーティーも行われる。ペインターとコミュニケーションをとることも可能なので、足を運んでみてはいかがだろうか。

　展示会自体も、開催終了まであとわずかだ！

　今回展示会のメイン作品となっているのは、展示会のタイトルにもなっている「Creation of Eve（イヴの創造）」。神様が人間（アダム）を創ったシーンを描いた、ミケランジェロの「アダムの創造」を元に、「手と手を取り合い、ストリートアート界に新しい風を起こそう」という意味合いを込めて制作されている。

Creation of Eve