【プロ野球日本シリーズ】阪神がソフトバンクを敵視する“衝突の歴史”

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 プロ野球日本シリーズが10月25日、セ・リーグの阪神の本拠地・甲子園球場で開幕する。宿敵・読売ジャイアンツを4連勝で圧倒。日本一に燃える虎ナインだが、ソフトバンクとの闘いに選手以上に燃えているのが球団首脳陣だ。

 星野監督が率いてリーグ優勝した2003年以来、久々の大舞台。しかも前回と同一カードでの対戦(※当時はダイエー)となったが、下馬評でも、

「メッセンジャー、能見、藤浪、岩田など、先発陣が安定している阪神が有利」

 という声が多く、ナインたちも「絶対に日本一になる!」と士気は高い。

 だが、冷静に両チームの戦力を比較すると、

「それは、完全にソフトバンクの方が上。選手の補強に投資をたくさんしてるからね」

 という話になる。ここに阪神の球団首脳陣が燃えるポイントがあるという。

選手補強で何度も煮え湯を飲まされた

 球団関係者が明かす。

「今、ソフトバンクにいる捕手の鶴岡、投手の中田をはじめ、岡島、イ・デホ、五十嵐亮太らなど、阪神とソフトバンクはオフの戦力補強でことごとくバッティングしています。しかも、そのほとんどがソフトバンクに強奪されており、何度も煮え湯を飲まされている。また、最近ではメッセンジャーとともに阪神を支えたスタンリッジがソフトバンク入り。日本シリーズでも先発するとも言われいる。まぁ、これだけ仲間になると思った選手を持っていかれたのだから、首脳陣やフロントは『ここで倒さないと、本当の意味での下剋上にならない!』と息巻いています」

 秋山幸二監督の退任が決まり、シーズン終盤には大失速するなど、どこかチグハグな一面が見え隠れするホークス。そのスキをついて、阪神は「仇」を取ることができるのか? 注目だ。

(取材・文/DMMニュース編集部)

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