『テラスハウス』主題歌、テイラー・スウィフトの新アルバム発売で思い返す1980年代

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原宿、ねるとん、キャプ翼…古き良き80年代!
原宿、ねるとん、キャプ翼…古き良き80年代!

『テラスハウス』(フジテレビ系)のオープニングテーマに起用され、10月29日リリースのニューアルバム『1989』のプロモーションのために先日来日したテイラー・スウィフト。彼女のファッションを真似た“テイラー女子”が出現するなど、その人気は継続中だ。

 テイラー・スウィフトにとって5作目となるアルバムのタイトル『1989』は、彼女自身が生まれた年。その時代をテイラーは、「80年代後半のポップ・ミュージックをいっぱい聴いていたんだけど、当時の曲はすごく大胆で、無限の可能性がある熱い時代だった(プレス・リリースより)」と振り返っている。

 そんな彼女の発言を見聞きすると、ふと日本の1980年代後半を思い出しはしないだろうか。というのも、ここ日本でも1980年代後半は熱い時代だった。そこで、日本の熱き時代を振り返ってみた。

人気番組、新商品、時代を築いたアイドルブームetc

 まずは、当時から若者文化の発信地であった原宿は、週末になると歩行者天国(通称ホコ天)になり、多くのストリートパフォーマーが集まっていた。原宿のホコ天は、ストリートパフォーマーのダンスやバンド演奏を見に人でごった返していのだ。テレビ番組では、数々の名物コーナーが誕生した『天才・たけしの元気が出るテレビ!! 』や、現行の婚活ブームの先駆け的番組『ねるとん紅鯨団』などが流行。1985年には、『夕焼けニャンニュン』がスタートし、“アイドルを探せ”というコーナーで結成された“おニャン子クラブ”は、当時のアイドルシーンを席巻していった。

 この頃、ティーンエイジャーを虜にした新商品もたくさん世に出始めた。社会現象にまで発展した「ビックリマンチョコ」に、携帯型次世代ゲーム機の「ゲームボーイ」。そして、携帯型といえば、2013年に日本の人口数を契約件数が上回った(総務省調べ)という携帯電話もこの頃に登場した。

 漫画界では、『キャプテン翼』『北斗の拳』『DRAGON BALL』『SLAM DUNK』など、世界でも大ブームを巻き起こすマンガが誕生したのもこの時代だ。

 こんなにも活力のあった時代、1989年に生まれたテイラー・スウィフトのニューアルバム『1989』をBGMに、秋の夜長に当時のことを回想するのもいいのではないだろうか。

(取材・文/角 政光<bashment>)

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