『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』を暇なので、まじめに解説[その2] (2/2ページ)

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さらに高虎は春日領の隣国をうまく巻き込み、春日領を攻めようとしているので政治面・外交面に関しても高い能力を持っている。もしくは有能な家臣がいるようだ。

兵士としては春日領には兵糧として略奪できそうなものがないので、あまり面白味のない合戦だろう。

大蔵家の居城は山城ではあるが、石垣や天守閣を持った新しいタイプの城であるから、当時としては最新の贅を凝らした城だ。

冷徹な男である評される高虎は「康綱め……」と諱を呟いている。

なので、康綱を完全に見下している。おそらく、婚姻後は春日家の力を徐々にそぎ、春日家をとり潰すことを考えている可能性もある。

平和的な国盗り手段である。

■春日領の分析。

春日和泉守康綱(かすが いずみのかみ やすつな)は、基本的に家臣や領民に慕われているし、度胸もある。しんのすけの話を楽しそうに聞き、カレーライスを美味しそうに食べるので、かなり開明的な思考の持ち主である。

高虎との合戦を前に、初めの合戦の指揮を執っていた家老の榊隼人佐晶忠(さかき はやとのすけ あきただ)が城から逃げ出しているので、康綱は乱世を生きる領主という点においては甘い面がある。

高虎は非情な男だと縁談を断る康綱はカンがいいので、暗愚でもないようだ。

山城の館に住んでいるが、空堀に柵を組んだ程度の簡素な防御力しかない城に住んでいる。

1日で落ちなかったのは、又兵衛の指揮能力が高い点に起因するのだろう。

(あにぶ編集部/もく)

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