「お疲れさま」で恋に落ちる? 生理前のイライラ女子の扱い方

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女性の理不尽さを受け入れるのも男の度量!?
女性の理不尽さを受け入れるのも男の度量!?

 生理前にイライラしていたのか、職場の男性から「生理なの?」と聞かれ、「生理じゃありません!」と思わず声を荒げてしまったことがあります。「生理じゃありません!」もなにも生理なのですが、ときにそんな理不尽な感情を抱いてしまう。それが「PMS(月経前症候群)」です。

 PMSとは、生理前の一週間前後から起こる、心と体のさまざまな不調のこと。女性の80~90%はなんらかのPMSを経験していると言われています。症状には個人差があり、筆者の場合は、イライラに加えて“男性嫌悪”が強まる傾向にあります。Twitterで「全人類の男性が滅亡しますように」とツイートして、男性のフォロワーさんが激減したことも……。

 逆に「生理前はムラムラして仕方がない」という女性も多く、さらにその月によっても症状が変わるため、男性としてはどう接していいかわからない、と思うのでは。そこで、アラサー女性を中心に、「PMSのときに男性にされると嬉しいこと」を聞いてみました。

1.理解してあげて優しい言葉をかける

「大体、月イチで来るものだからこそ、PMSの症状に気づいてほしい。たとえ気づかなくても、女性が『生理前で不安定なときなのよ。イライラするし悲しいし』などと伝えたら、男性は『そっか、大変だね』くらい言ってほしい」(28歳/ライター)

 まずは「女性はほぼ全員、PMSに悩まされている」という認識を持つことが大切です。それを知っているか否かで、結果はかなり変わってくるはずです。

2.体調を気遣ってほしい

「ほんのちょっとした気遣いが嬉しい。ホント、ちょっとでいい。デートのとき、寒い季節の冬はとくに、あまり長く外を歩かないプランを立ててくれるとか、地上より地下道を選んでくれるとか」(33歳/コンサルティング)

 少しの気遣いで、女性の心身はリラックスします。逆に、その“ほんの少しの気遣い”がないと、PMSモードが激しく発動する人も……。

「普段なら(まあ、仕方ないかぁ~)と思う些細なことでも、(どうして、気が回らないんだろう? 私のことあまり気にかけてないのかな? 私のことより自分のことが第一なんだ。……なんて身勝手な男なんだ!)と、ネガティブシンキングが暴発する」(31歳/デザイナー)

 では、女性に理不尽な怒りをぶつけられた場合はどうしたらよいのでしょうか?

3.放っておいてほしい

「無言で聞き流してほしい」(29歳/金融)「ヘンになだめられると余計に腹が立つ」(36歳/印刷)といった意見が多かったです。「なかったことにしてほしい。PMSが終わると、理不尽なことをしてしまったと反省するので、その件は引きずらないでくれると非常にありがたい」(32歳/出版)なんて人も。

「なんてご都合主義……!」と呆れる男性も多いかもしれませんが、PMSは良くも悪くも、“女性が最も弱っている時期”です。このときに優しくされると「なんて寛大な人……!」と評価が急上昇することは間違いありません。本当に些細なことで女性は喜びます。

「ココアとかカフェオレとか、温かい飲み物を奢ってくれたら嬉しい。というか落ち着く」(25歳/アパレル)

「『お疲れさま!』と言って、頭をポンッとされたら恋に落ちる」(29歳/放送)

「家で過ごしているとき、『身体、冷えないようにね』と言ってお茶を入れてくれる彼氏には、感謝しかない」(31歳/デザイナー)

 PMSかな? ホルモンバランスが崩れているのかな? と感じたら「面倒くさいな……」と思わずに、「ここが男の見せどころ!」と、普段とは少し違った言動を心がけてみてくださいね。

(文/尾崎ムギ子)

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