中森明菜が“特別枠”で紅白出場に賛否両論

デイリーニュースオンライン

突如、紅白への出場が決定(公式ホームページより)
突如、紅白への出場が決定(公式ホームページより)

 2014年、復活を果たした伝説の歌手・中森明菜(49)が、大みそかの『NHK紅白歌合戦』に出演することが12月28日に発表され、ネット上で大きな盛り上がりを見せている。

 中森は体調不良などにより2010年以来、音楽活動を休業していたが、今年8月に2枚組のシングルベストアルバムを発表。『紅白』が近くなるにつれて一部メディアが「出場内定」と伝え、その動向が注目されていた。28日になってNHKが正式に発表し、中森が12年ぶりに『紅白』に登場することが決まった。米国のレコーディングスタジオから、2015年1月21日発売の新曲「Rojo -Tierra-」(ロホ ティエラ)を生中継で初披露する予定という。

アメリカから生中継に中森の体調を心配する声も

 中森が公の場に登場したのは、2010年7月に行われたパチンコ機種「CR中森明菜・歌姫伝説」の発表会見が最後。4年5カ月ぶりに中森の姿を見れるとあって、ネット上では、

「ついに公式発表来たね! 楽しみ!」

「嬉しいね。海外からの中継でも、中森明菜が見れるのが良い。楽しみだ」

「声ガラガラでもいい!明菜ちゃんが生で観れるだけで嬉しいよ! 生存確認だけでもいい」

「見たい!けど、ホントに無理しないで欲しいです」

「嬉しいけど・・・ファンながらちょっと不安」

「アメリカから生中継か 体調大丈夫なのかな…?」

 と、喜びや祝福の声があがる一方で、当然ながら中森の体調を心配する声も相次いでいる。また、新曲を披露することについて「新曲もいいけど、昔のヒットメドレーも聞きたい」というコメントも多く寄せられているが、

「新曲でいいと思うよ、過去の代表曲だと過去の明菜とどうしても比べてしまう。 今の明菜の声域に合った曲だろうし表現力を見たいなら新曲の方がいい」

「自分は新曲嬉しいな 新しい明菜を見せて欲しいから」

 と、前向きに捉えているファンの声も見受けられた。

◆選出者以外の出演が多くなると選出の意味がなくなる?

 また、今年の『紅白』ではもう一つの「目玉企画」として注目されていたのが、サザンオールスターズのサプライズ出演だ。12月26日放送の『あさイチ』では『紅白』のプロデューサーが「正直なところ、オファーはしています。ただ、出場は決まっていません」と、出演交渉を進めていることを明かしていたが、29日付の日刊スポーツでは、白組トリの嵐の前に歌唱する可能性が濃厚だと報道。この時点では中森と違ってNHK側の正式発表ではないが、ネットユーザーからは「紅白にサザンうれしい(*^^*)」「サザンも紅白決定。 楽しみがまたひとつ」などと、早くも喜びのリアクションが続出している。

 しかし一方で、明菜やサザンなど特別枠を設置している最近の『紅白』の体制には、

「紅白に企画枠という形でサザンや明菜が出演するらしいが、そんな特別枠があるなら誰でも出演できてしまうな」

「明菜もサザンも好き、ただ紅白の企画枠として出させる意味があるのかという疑問は未だに拭えない」

「最近、選出者以外の出演が多過ぎないかな?NHKのドラマに絡ませた企画内なら余興として観れるけど、全く関係無い歌手がフルで歌ってたら、選出の意味なく無い?」

「紅白の枠にとらわれない特別枠ばかり増えるなら、紅白歌合戦の概念をリニューアルするべきだよね」

「サザンが紅白に出るのは楽しみだけど、企画枠で2曲唄うっていうのはどうなんだろ。出場が決まってる人は基本的に1曲しか唄わないのにね。 これだと紅白対抗の歌合戦の意味が無いよね」

 などと、疑問の声をあげる人も少なくない。今年は初の大トリを務める松田聖子(52)をはじめ、長渕剛(58)や、1984年発売のヒット曲「Woman “Wの悲劇”より」を歌唱する薬師丸ひろ子(50)、朝の連続テレビ小説『マッサン』の主題歌「麦の唄」を歌う中島みゆき(62)と、懐かしの豪華歌手がズラリの『紅白』。これで視聴率が低下となればNHKの面目丸つぶれとなってしまうが……。いずれにせよ、本番が楽しみだ。

(取材・文/一樹守)

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