アラサーリア充男子にホンネを聞きました。【新連載 第1回】専業主婦になりたいのですが・・・。
今、結婚後は専業主婦になりたい女性が急増しているようです。
それも社会に出たら活躍する可能性大! の高学歴の女性にもその願望はあるようです。
その証拠に、『専業主婦になりたい女たち』(著:白河桃子、ポプラ社刊)が発売されています。
この本によると、日本の6割の女性が、第1子出生後に無職になっている、つまり専業主婦になっている現状があるそうです。
編集部が暴いたリア充男性のホンネ
でもこの願望、男性から見るとどうなのでしょうか。
そこで、今回は「男性はホントのところどう思ってるの?」という疑問を素直に投げかけちゃいました。
ANGIEでは、このリアルな男性のホンネを暴く新シリーズを新年から立ち上げます!
男性の考え方と女性の考え方の違いが分かり、みなさんがそのギャップに早く気づいて、幸福になることを祈っています。
結婚したいリア充男子のリアルライフとは?
さて、第1回のホントのところは、ずばり急増する女性の専業主婦願望についてです。
今回インタビューに答えてくれたのは、仕事も趣味も充実しているアラサー男子お二人です。
まずは、1人目のMさん。
30代前半でIT会社を起業し、部下たち全員に慕われるベンチャー会社の社長です。
趣味はサーフィン。アマチュアの大会で入賞するなど、その実力はかなりのもの。
当然年収も高く、おしゃれタウン恵比寿に1人暮らし。
年下の彼女もいて、どんなに忙しくても彼女との記念日は大切にしているのだとか。
続いて、2人目のNさん。
30歳で大手ゲーム会社の管理職に就任。
日本で一番、取得するのが難しいという「グロービズ経営大学院」にてMBAをオールAで取得。
キャリアアップに余念がなく、朝は英会話スクールに行ってから出社。
1年でビジネスレベルの英会話を習得したそう。
趣味はボルダリングで、その姿は「Tarzan」に連載で掲載されるほど。
少し前に年上の彼女と別れたばかり。
専業主婦はつまらない?
さあ、こんなリア充すぎるほど幸せな毎日を過ごしているお二人は、女性の結婚願望をどう思っているのでしょうか。
編集部:今、専業主婦願望の強い女性が増えているのを知っていますか?
Mさん:あー、聞いたことある。
Nさん:同世代の女の子たちがけっこうそう言ってる。
と、女子たちの専業主婦願望はお二方ともご存知のよう。
では、ズバリ質問です。
編集部:あなたが結婚する相手には、専業主婦になってもらいたいですか?
するとどうでしょう! 二人は即答でこう答えたのです。
Mさん、Nさん:「絶対ない」
えーー? 年収の高いお二人なら、相手が働かなくても十分に養っていけると思うのですが……。
しかも仕事に趣味にと忙しい二人。
帰ったらおいしいご飯が待っていたり、掃除洗濯などの面倒な家事をしなくてすんだりと、専業主婦のほうがお二人にはメリットがありそうなのに!?
よくよくお話を聞くと、そんな簡単な問題ではないようです。
Mさん:彼女が働いていないと、僕が家庭にインプットするばかりになってしまうから嫌。
編集部:ん? どういう事ですか?
Mさん:社会に出ていれば、いろんな人とも会うし、いろんな情報を持って毎日をすごせる。
でも、専業主婦になっちゃうと、社会とは隔絶しちゃって、テレビのバラエティー番組の話とか、近所のママ友の話とか、そういうつまらない話ばっかりになりそうじゃない?
僕が会社という組織を背負っている分、僕にとっても有益な情報を彼女にも持ち込んで欲しい。
編集部:なーるほど。互いに刺激し合いたいってやつですね。
Nさんにはまた別の理由が。
Nさん:女性って、芸能人でもそうだけど、「多くの人に見られてる」ってことがとっても大事。
それがキレイを保つ秘訣っていうのかなぁ。
妻になっても、年をいくら重ねても、自分のパートナーにはいつもキレイでいてほしい。それがホンネかな。
編集部:納得! 女性はいつまでもキレイなのが一番ですものね。
Nさん:うちは母も姉もどちらもキャリアウーマン。仕事も楽しんでるし、きちんと身なりに気を遣ってる。
たまに家族でプチファッションショーしたりするもん。
いつもダサい家着で「おかえりなさい」より、キレイな格好で「いってきます」のほうが僕は断然いい。
編集部:確かにそうでしょうね。
そして二人とも言っていたのが、「拠り所が自分だけにされるのは重い」ということ。
Nさん:仕事だって頑張りたいし、趣味も大切にしたい。
そのためには、自分の時間が持てないことが一番の苦痛。
でも、パートナーも同じスタンスで生活していれば、彼女も仕事や趣味に没頭できる。
1人で何かに没頭する時間はとっても大事だよ。
Mさん:そうそう。お互いが外で動くから、家庭もいい状態で回るんだよ。
リア充男子だけに、一見ワガママにも聞こえますが、よくよく考えると彼らの「女性には輝いていてほしい」願望と、女性の「キレイでいたい願望」とマッチします。
リア充男子は、女性のことも考えてくれているんですね。
女性の専業主婦になりたい願望は、彼らからすると、少し浅はかなのかもしれません。
ただ、今回は、社会的地位も高く年収も高いお二人のご意見でしたが、他の男性にも聞いてみたいですよね?
次回は、もっと若い伸びしろたっぷりの男子にインタビューしてみます。
お楽しみに!