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【日本人と覚せい剤】なぜ芸能人は薬物を使うのか
【日本人と覚せい剤】なぜ芸能人は薬物を使うのか

 最近マスコミを騒がしている芸能人の覚せい剤事件。ここ数年でいうと田代まさし、押尾学、清水健太郎、岡崎聡子、ASKA,そして小向美奈子等である。実は、現在、日本は第三次薬物乱用時期と言われている。

 第一次は戦後の混乱期の1945年から1957年、これは俗にヒロポンと言われる覚せい剤が出回った時期だ。次が1970年から1994年と言われる。この時期は覚せい剤では無く、有機溶剤が主流である。つまり暴走族が多く、街頭にトルエンの売人が立ちシンナー遊びが流行った時期である。

 そして第三次薬物乱用時期が1985年から始まった。巷に出回っているのは覚せい剤は元よりMDMA(エクスタシー)、危険ドラッグ、大麻など多種多彩になってきた。

 ところで覚せい剤は媚薬であるのか? この答えはハッキリ言ってNOである。コカインなどはセックスドラッグとして使われているが覚せい剤はその使用方法によって特徴があるのだ。例えば戦中に使われた覚せい剤などは歴史の暗部であるが、特攻隊の他、工場の生産能率を高める為に使われていた。それが市場に流通し、薬局等の店舗などで買えた時期があった。前述したヒロポンである。

 今では考えられないが当時の新聞の広告に「精神、肉体の過労に対する治療および予防、徹夜時の睡気、心身過労の除去に効果」との宣伝文句で大流行となった。

 ヒロポンは実は数多くの製薬会社が類似品を発売し、一番多く宣伝した某製薬会社が発売した物がメジャーとなったのだ。日本で覚せい剤のリスクが認識されたのは、昭和22年に入ってからの事だ。

 まだ海外の文献にも薬害のくわしい記載はなく、最初は精神疾患と誤解された。昭和25年に薬事法で劇薬に指定、さらに翌年「覚せい剤取締法」が施行されたが。時すでに遅く、覚せい剤は、人々の間に深刻に蔓延していた。しかし、それは当然とも言える結果だ。なぜなら、薬局で注射器と共に買えたのであるから。

 その薬物を使い作家が執筆活動に、芸人がネタ作りであろうか? 多く使用されていた。また、今でも海外などでは受験勉強などにも使われている。つまり集中する為に使うには最適な薬物なのだ。セックスで覚せい剤を覚えれば、その快感を身体と頭で覚えてその虜になる。

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