冠番組も消滅し有名人も揶揄…『殉愛』百田氏&さくら夫人「四面楚歌」 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 そうしたなか、9日にバラエティ番組『たかじん胸いっぱい』(関西テレビ系)の番組タイトルから、『たかじん』名前が外されると発表がなされた。たかじんさん他界後、初めて冠が外されるこの決定に今後、他局も追随するものと見られている。

 一連の流れにネットでは、

「この人ほんと、銭ゲバだね」
「怖い怖い」
「たかじんさんの名前に頼らず今のメンバーで頑張ってほしい」

 と、訴訟を起こしたさくらさんへの批判がある一方、新番組名で挑む番組には好意的なコメントが多い。

 さらにはたかじんさんを巡る騒動で、吉本の重鎮にも動きがあった。7日に放送された『ヤングタウン』(MBSラジオ)で明石家さんま(59)が、自身の関係者が書いた『さんまファミリー』という本が出版されることについて内容をチェックした際、著者本人にとって都合の悪いことが書かれていない、と苦言を呈した。その時、「やしきたかじんさんの奥さんと親戚の関係みたいになるから」と、『殉愛』(幻冬舎)を揶揄した発言もしている。

 さらに浅草キッド・水道橋博士(52)も2月27日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)にて、“騙しの被害”について話を振られた際「最近だとですね、こっぴどく騙された経験は『殉愛』っていう本ですかね」と語っている。こちらの発言についても

「さんま GJ」
「ちゃんと笑いに混ぜて『暗に』揶揄してるところがさんまっぽい!」
「水道橋博士は嫌いだけど…これは分かる…騙されたって感じる人は多いよね…」
「テレビでよくぞいった!」

 と、絶賛のコメントで溢れていた。

 当初は一部ネット上でのみ炎上していた『殉愛』騒動だが、大物タレントが公の場で皮肉を発し、番組の“看板問題”にも変化が発生。さらにはこれまで沈黙を貫いてきた一般メディアも、裁判の様子を報じるなどようやく公の場で語られることとなってきた。さくらさん、百田氏もいよいよ“四面楚歌”となりつつあるようだが、果たして今後の展開は?

(取材・文/一樹守)

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